「新型コロナワクチン」本当に有効なのか?
前年のR3年(2021年)から新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が開始されました。
国民の8割以上の方が2回目接種を完了し、6割以上の方が3回目接種を完了したと発表されています(高齢者の9割以上が3回目接種完了)。
そして60歳以上の方や基礎疾患を有して重症化リスクが高い方を対象に、4回目接種が始まりました。
このワクチンに感染予防効果がないことは、国民の多くの方が肌で感じているのではないかと思います。
海外で重症化予防効果があったとする報告もありますが、このワクチンのベネフィットについて、しっかり考え直すべき時期がきているのではないかと思います。
令和3年(2021年)の人口動態統計
令和3年(2021年)の人口動態統計の結果が発表されています(令和4年6月上旬)
令和3年の死亡数は 143 万 9809 人で、前年の 137 万 2755 人より 6 万 7054 人増加しています。
死亡数の年次推移をみると、コロナ禍の令和2年は 11 年ぶりに減少しましたが、全国民を対象にワクチン接種を開始した令和3年は再度増加に転じて140 万人台を突破し、過去最高値を示しました。
特に 70 歳以上の高齢者の死亡数が、大きく増加しております。
令和3年(2021年)死亡総数は 1,439,809人
1位は悪性新生物(腫瘍)で死亡数 381,497人(26.5%)
2位は心疾患で死亡数 214,623人(14.9%)
3位は老衰で死亡数152,024人(10.6%)
新型コロナウイルス感染症の死亡数 16,771人(1.2%)
その他参考として、自殺の死亡数 20,282人(1.4%)
コロナ禍でワクチン開発がされていなかったR2年(2020年)の新型コロナウイルス感染症の死亡数は、3,446人(総死亡数の0.3%)です。
ワクチン接種を行ったR3年(2021年)の新型コロナウイルス感染症の死亡数は、前年より約5倍に増加しています。
前年より総死亡数が 6 万 7054 人増加した要因は、悪性新生物、心疾患、老衰などの増加の影響の方が大きいと言えます。
ワンチン接種歴別の新規陽性者数
第81回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年4月20日)
第89回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和4年6月30日)
ワクチン接種歴別の新規陽性者数(4/4~4/10)の1週間では、ワクチン未接種より2回目接種済み、さらに3回目接種済みと回数を重ねる方が感染予防につながるデータが示されていました。
しかし、ワクチン接種歴別の新規陽性者数(5/9~5/15)の1週間では、その傾向が大きく変化しています。2回目接種済みは未接種より感染しやすくなっている年齢層がいくつも見られるようになっています。
厚労省はワクチン接種歴が未記入の場合、令和4年4月20日までの提出データでは未接種に分類していました。
それをR4年5月11日以降の提出データでは、接種歴不明に分類するように変更したことが理由です。
つまり以前はワクチン未接種者の新規陽性者数が多くなるように分類をして、ワクチンの予防効果が高くみえるようなデータを示していたことになります。
最新のワクチン接種歴別の新規陽性者数(6/13~6/19)の1週間でも、80~89歳の高齢者を除いては、2回目接種で止めてしまうと、未接種者より感染しやすくなる傾向にあります。
ワクチン接種を行なったら、2回目接種で止めるのではなく、3回目接種、4回目接種と続けていかないと、感染予防効果が未接種者よりも悪くなってしまう可能性が高いデータが示されています。
浜松市 新型コロナウイルス感染症 感染者動向
浜松市が公開しているR4年1月1日~R4年7月7日までの34,668件のデータ分析では、ワクチン接種が重症化予防につながるようなデータは示されていません。
むしろ未接種者の方が、無症状あるいは軽症になる確率が高い結果となっています。
まとめ
新型コロナウイルス感染症ワクチンの追加接種(ブースター接種)を繰り返すことで、安全性に関してはリスクがどんどん増加していきます。
ワクチン接種のベネフィットとして、有効性に関しては明確なエビデンスが必要です。
オミクロン変異株が主流となった現在の新型コロナウイルス感染症において、ワクチン接種の有効性に関しては疑わしい点が多々あります。
有効性がない場合には、副反応など安全性のリスクを負うだけとなってしまい、ベネフィットはありません。
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