生命場をつくる「ファシアと水」

ファシアと生命場

私たちの体は、固定された物質のように思われますが、体を構成している要素は絶え間なく分解され、食事によって摂取した栄養素によって新たに再生されています。
新陳代謝によって、絶えず分解と合成を繰り返して、体を構成する物質は入れ替わり続けています。
生命の動的平衡については、関連記事をご参照ください ↓
細胞が入れ替わっても、肉体がほぼ過去と同じ姿を保っていられるのは、生命場と呼ばれる「生命を形づくる鋳型のようなもの」が存在するからです。
私たちの身体のパーツとパーツの間には空間があり、そこには情報とエネルギーが絶えずやり取りされています。
実はその空間には隙間があるのではなく、結合組織と呼ばれるファシアのネットワークが張り巡らされています。
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細胞と細胞のつながり、組織と組織のつながりが保持されているのは、このファシアのネットワークによって情報伝達が行われているからです。
機械的・化学的・電気的な情報伝達を行い、神経・血液・リンパ液の働きに大きな影響を与え、体内の物質循環(エネルギー代謝)にも大きく関わってきます。
組織と組織の間でファシアが電磁場を形成して、私たちのホメオスタシスを働かせています。
ファシアの情報伝達と体液循環については、関連記事をご参照ください ↓
ホメオスタシス、自然治癒力については、関連記事をご参照ください ↓
また、ファシアはテンセグリティ構造によって、張力のネットワークを形成しています。
テンセグリティについては、関連記事をご参照ください ↓
ファシアのコラーゲン分子は、3重らせんの規則正しい配列を有しており、張力によって電気を発生する圧電性の特徴を示します。
皮膚や関節が伸びたり曲がったりした時に、微小な電気が発生します。
組織に変化が起きたときの情報が、エネルギーとなって現われ、それがファシアのネットワークに伝わります。
コラーゲン(ファシア)の圧電性については、関連記事をご参照ください ↓
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水マトリックスと散逸構造

ファシアの周りにある構造化された水は、より安定した液晶構造をとって、粘度が高く分子運動性はより制限されています。
構造化された水(EZ水、液晶水)については、関連記事をご参照ください ↓
ファシアのネットワークは、テンセグリティ構造の張力ネットワークだけでなく、構造化された水が全身に広がる水マトリックスでもあります。
コヒーレンスとは、秩序だった位相相関がある状態で、互いに干渉することができる波動の性質のことです。
構造化された水(EZ水)は、周囲の電磁場と相互作用することで、振動の状態が共鳴したコヒーレント状態をつくります。
水分子の集合が一体として振る舞うことで、コヒーレント・ドメインとしてエネルギー的に安定した水分子の集団が形成されます。
ファシアにより発生する電磁場が、構造化された水のコヒーレント振動を増幅する役割を担っています。
ファシアの張力によって生成する電磁場と、生体内の水によって形成されたコヒーレント・ドメインが、生命場を形成してエネルギーと情報を伝達をしていることにもなります。
水マトリックスによるコヒーレント振動が減退すると、エネルギーや情報の伝達が不十分となり、生体システムの動的平衡に影響を与えて、疾患が発生しやすくなります。
水マトリックス、コヒーレント振動については、関連記事をご参照ください ↓
系の外部からコントロールされることなく、自発的に秩序が形成されることを自己組織化といいます。
この自己組織化する力こそが生命の神秘であり、自然治癒力やホメオスタシスを可能にしています。
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熱力学的に平衡でない状態にある開放系で、エネルギーが散逸していく流れの中に自己組織化が行われる構造のことを、散逸構造と呼びます。
液晶は、結晶のように分子の配向は一方向に定まっているが、液体のように位置が定まっておらず、配向を維持したまま自由に動いている状態です。
液晶は、熱、光、電磁場、音、圧力など外界の刺激に対して敏感に応答し、液体と同様に物質の拡散を行い、エネルギーや情報を遠方に伝達することができます。
液晶構造は、外部とエネルギーのやり取りをしながら形成・維持されており、散逸構造と呼ぶことができます。
液晶と散逸構造については、関連記事をご参照ください ↓
生体内の水は、散逸構造を形成し、環境から絶えずエネルギーを吸収しており、それが構造化された水(EZ水)やコヒーレント・ドメインにも影響を及ぼします。
この外部エネルギーの過剰および不足はどちらも、体内の生化学反応の変化により、人体の健康に有害となる可能性があります。
概日リズムは、EZ水が光や電磁場の変化に反応することから生じていると考えられます。
また、シューマン共振(共鳴)に対応する 7.8 Hzの弱い電界は、EZ水の形成を促進します。
光、地磁気、シューマン共振などが、人体の生物学的リズムを同調させる環境の発振器として作用する可能性があります。
概日リズムについては、関連記事をご参照ください ↓
光や電磁場が生体リズムに与える影響については、関連記事をご参照ください ↓
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まとめ

私たちの体は、新陳代謝によって絶えず分解と合成を繰り返して、体を構成する物質は入れ替わり続けています。
細胞が入れ替わっても、肉体がほぼ過去と同じ姿を保っていられるのは、生命場と呼ばれる「生命を形づくる鋳型のようなもの」が存在するからです。
私たちの身体のパーツとパーツの間には空間があり、そこには情報とエネルギーが絶えずやり取りされています。
実はその空間には、結合組織と呼ばれるファシアのネットワークが張り巡らされ、電磁場を形成して、ホメオスタシスを働かせています。
ファシアはテンセグリティ構造によって、張力のネットワークを形成し、圧電性の性質により電気を発生します。
また、ファシアにより発生する電磁場が、生体内の構造化された水のコヒーレント振動を増幅する役割を担っています。
ファシアの張力によって生成する電磁場と、生体内の水によって形成されたコヒーレント・ドメインが、生命場を形成してエネルギーと情報を伝達をしていることにもなります。
生体内の水は、散逸構造を形成し、環境から絶えずエネルギーを吸収しており、それが構造化された水(EZ水)やコヒーレント・ドメインにも影響を及ぼします。



